【古宇利島】Cafe フクルビ|島食材と180度の絶景が待つ聖地
水平線を、独り占めしろ。
古宇利大橋を渡りきった先、高台にそびえるカフェがある。
名はフクルビ。沖縄の言葉でモンガラカワハギ。
2006年の開業から20年近く——島の先客として、旅人を待ち続けてきた店だ。
窓の外に広がるのは伊江島まで続く180度のパノラマ。
皿の上に広がるのは島とうがらし、島ニンニク、沖縄産ヨモギ、古宇利島産純黒糖——すべて、この島と沖縄が育てたもの。
景色だけじゃない。食べなければ、わからない。

古宇利島という舞台
沖縄本島北部、今帰仁村に属する古宇利島。
全長1,960mの古宇利大橋を渡ればそこは、人口わずか数百人の静かな島だ。
ハートロック(ティーヌ浜)で知られる恋人の聖地であり、コバルトブルーの海に囲まれた沖縄随一の離島気分が味わえるスポット。
那覇空港から車で約1時間40分。美ら海水族館からなら約30分。
北部ドライブの終着点として、あるいは旅の核として——ここを目的地に設定する価値がある。
フクルビとはどんな店か

「フクルビ」とは沖縄の言葉でモンガラカワハギのこと。
千葉出身のオーナー・田島孝司さんが26歳のとき、古宇利大橋開通翌年の2006年に開業した。
島内を3か所転々とし、現在の高台へ。
ウッド調の開放的な空間は海側が全面テラス席。
晴れた日には伊江島タッチュー(城山)まで見渡せ、夕暮れには水平線に沈む夕陽が迎えてくれる。
カフェとしての顔だけではない。
2階は一日一組限定の宿。前日予約でアグー豚のしゃぶしゃぶやBBQも楽しめる。
古宇利島内へのデリバリーにも対応する、島の総合食文化拠点だ。
核心メニュー|これを食え
島とうがらし&島ニンニクのオイルパスタ(黒板限定)

黒板に「メニューにのってないオススメ」と書かれた一皿。
刻んだ島ニンニクと島とうがらしをたっぷりオイルで炒め、絡めたスパゲッティ。
シンプルだからこそ、素材の力が直球で飛んでくる。
島ニンニクの香りとチップの食感、とうがらしの後追い辛み——これが古宇利島の味だ。
島ダコと海老のカルパッチョピザ ¥1,930

看板メニューと断言していい。
沖縄県産の島ダコと海老を贅沢に乗せ、ミックスグリーンとパルメザンを重ねたサラダ仕立てピザ。
トマトベースの生地の上に、海の幸が咲き乱れる——食べ物というより、一枚の絵だ。
県産ヨモギのジェノベーゼ風ソースピザ

沖縄ヨモギ(フーチバー)で作るジェノベーゼソースを筋状にかけた個性派ピザ。
手作り濃厚トマトソースとチーズに、独特の苦みと爽やかさが加わる。
これはナポリにもない、古宇利島だけの組み合わせだ。
タコスピザ(フクルビータ)

ミートソースの上に山盛りの千切りキャベツ、トルティーヤチップス、パルメザン——
食べる前から「コレだ」とわかるビジュアルで来る。
サルサとマヨネーズが纏わりつく底の生地まで食い尽くせ。
きのこ&ベーコンパスタ

しめじ、えのき、しいたけの3種きのこに厚切りベーコンと揚げガーリックチップ。
島ニンニクチップがすべての底上げをしている。
シンプルに見えて、それがこの店の実力だ。
島ニンニクのスムージー(黒板限定)

揚げガーリックスライスを一枚浮かべた、泡立ちのある白いスムージー。
スパイスが舞うミルキーな液面に、島ニンニクの存在感——飲み物の概念を軽く更新してくる。
古宇利島産スイカスムージー ¥680
島産スイカをそのまま飲む、夏の正解。
メニュー一覧(確認分・税込)
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| 島ダコと海老のカルパッチョピザ | ¥1,930 |
| リリコイバターピザ | ¥1,100 |
| やんばる豚と香味野菜のミートソースパスタ 単品 | ¥1,100 |
| 同上セット(ライス or パン&サラダ付) | ¥1,480 |
| やんばる島豚アグーのハンバーグ 単品 | ¥1,170 |
| 同上セット | ¥1,550 |
| スパイシーガーリックタコライス(黒板限定) | ¥980 |
| 古宇利島産スイカスムージー | ¥680 |
※価格・メニューは変更の場合あり。必ず公式サイトで確認のこと。
利用シーン
ひとりランチ
カウンターでもテラスでも、水平線と向き合える一人飯の極地。黒板限定パスタを独り占めしろ。
ふたりでランチ
ハートロックとセットで動け。ピザ&パスタをシェアして、スムージーで〆る——完璧な午後だ。
旅ごはん(家族・グループ)
キッズスペース・おむつ交換台完備。水着で入店可、ペット同伴可。前日予約でBBQやアグー豚しゃぶしゃぶに格上げできる。
来店の心得
① 車で来い
レンタカー一択。那覇から高速+一般道で約1時間40分、美ら海水族館から30分。
② 昼に着け
営業は12:00スタート。夏季はサンセット営業。混雑する夏休みシーズンは早めの入店を狙え。
③ 黒板を見逃すな
「メニューにのってないオススメ」こそがこの店の真骨頂。島とうがらし×島ニンニクのオイルパスタはそのひとつ。黒板は必ず確認せよ。
④ テラス席を要求しろ
180度の水平線は、テラスでなければ体感できない。天気が良ければ躊躇なく外を選べ。
総括
古宇利島にカフェは多い。
だがフクルビは、20年という歳月が証明した「本物」だ。
島の食材だけで皿を組み立て、水平線を窓枠に収め、旅人を迎え続けてきた——
それだけのことを、それだけの年数やり続けることの難しさを、食べてはじめて理解する。
スムージーでも、ピザでも、パスタでも。
何を頼んでも、この島の空気が一皿に宿っている。
古宇利島に来たなら、寄り道ではなく目的地にしろ。
それがフクルビへの、正しい行き方だ。
店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | CAFE FUKURUBI(カフェ フクルビ) |
| 住所 | 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利2516 |
| 電話 | 090-1436-9659 |
| 営業時間 | 12:00〜19:00(L.O.18:00)※夏季サンセット営業 |
| 定休日 | 不定休(公式SNS・サイト要確認) |
| アクセス | 那覇空港から約1時間40分/美ら海水族館から約30分 |
| 駐車場 | あり |
| 予約 | 可(BBQ・しゃぶしゃぶは前日予約必須) |
| ペット | 可 |
| 子連れ | 可(キッズスペース・おむつ台あり) |
| 水着入店 | 可 |
| テイクアウト | 可 |
| 公式サイト | https://fukurubi.com/ |
| @cafe.fukurubi |
FAQ
Q. 予約は必要ですか?
カフェ利用は予約なしでOK。BBQ・アグー豚しゃぶしゃぶは前日20時までの予約が必須です。
Q. 定休日はいつですか?
不定休です。訪問前に公式Instagram(@cafe.fukurubi)または公式サイトで確認してください。
Q. 子ども連れでも大丈夫ですか?
問題なし。キッズスペースとおむつ交換台が完備されています。
Q. ハートロックまで歩けますか?
ティーヌ浜(ハートロック)まで徒歩圏内。水着のまま入店もできます。
Q. デリバリーはできますか?
古宇利島内の宿泊施設への配達に対応しています。
Q. アクセス方法は?
レンタカーが現実的。古宇利大橋を渡り、ハートロック方面の高台へ。
