【新橋】SHRIMP NOODLE 海老ポタ|濃厚なのに上品。海老の旨みが押し寄せる一杯。
新橋駅から徒歩3分。オフィス街の真ん中に、ふわっと海老の香りが漂うお店があります。
その名も「SHRIMP NOODLE 海老ポタ」。
ラーメン好きの間ではすでに話題の、“海老ポタージュスープ”が看板の一杯。
スープをひと口すすれば、まるでフレンチのビスクを思わせる濃厚さと香ばしさに驚かされます。
今回は、そんな海老尽くしのラーメンを味わってきました。
お店のこだわり
海老ポタは、その名の通り“海老のポタージュ”をベースにしたスープが特徴。
使用するのは、甘海老・桜海老・オマール海老など数種類の海老を贅沢にブレンド。
それをじっくり煮出し、濾して旨みだけを抽出したスープは、まさに海老のエッセンスそのもの。
さらに特徴的なのが、動物系スープを一切使わないこと。
海老と香味野菜だけでこの深みを出しているというから驚きです。
味の決め手は、最後に加える海老オイル。
スープ表面の艶やかなオレンジ色が、食欲をそそります。
店内はウッディで清潔感があり、カウンターとテーブル席の両方を完備。
一人でも、同僚とのランチでも立ち寄りやすい雰囲気です。
メニュー紹介
海老ポタのメニュー構成はシンプルながら、どれも魅力的。
| メニュー | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| 海老ポタらぁめん(醤油) | 約950円 | 看板メニュー。濃厚なのに後味すっきり。香味油が香ばしい。 |
| 海老ポタらぁめん(塩) | 約950円 | 海老の旨みをストレートに感じられる繊細な一杯。 |
| 海老ポタまぜそば | 約1,000円 | 濃厚ソースが麺に絡む。追い飯で最後まで美味。 |
| 海老ポタつけ麺 | 約1,050円 | とろみあるスープが麺にしっかり絡む満足感。 |
| トッピング | チャーシュー・味玉・揚げワンタンなど | 見た目も華やかで写真映え抜群。 |
スープは濃厚ですが、重たすぎず上品な仕上がり。
香ばしさと甘みのバランスが絶妙で、女性客にも人気です。
海老ポタらぁめん(醤油)実食レポート|香ばしさと旨味が渦巻く、一杯の“海老劇場”

① 見た瞬間、心がざわつく——“海老の黄金色”
着丼してまず目に入るのは、ポタージュのように滑らかな琥珀色のスープ。
表面にはオレンジがかった油の光沢がキラキラと輝き、まるで海老の旨味が可視化されたよう。
ふんわりと立ち上る香りは、海老を殻ごと炙った香ばしさと甘みが混ざり合い、
席に座った瞬間から食欲を刺激します。
丼の中央には、薄くスライスされたチャーシューが花のように広がり、
その上に刻みねぎと小さな海老粉が軽く舞っている——まさに“和と洋の融合”を感じるビジュアル。
🦐 見た目の第一印象:「ラーメンというより、海老のビスクスープを盛りつけた料理。」
② スープ一口目の衝撃——「海老の深海に沈む」ような旨味
レンゲをそっと口に運ぶと、まずとろみのある舌触りに驚きます。
濃厚なのに重たくなく、まるで海老のエキスがミルクのように滑らかに溶けている。
味の第一印象は、
「海老の甘み」→「醤油のキレ」→「香ばしい香り」
という三段階の波。
甘海老やオマールの濃厚な旨味に、醤油の香りが寄り添い、
最後に焦がし海老油がふわっと鼻を抜けていきます。
この“甘香ばしい余韻”がたまらなくクセになる。
塩味ではなく、あえて醤油を選ぶことで、深みと輪郭が生まれているのがポイントです。
🧠 “スープを飲む”というより、“香りを味わう”感覚。
③ 麺の絡み方が絶妙——スープと一体化する中太麺
麺は中太のストレートタイプ。ツルツルとした喉越しで、スープのとろみをしっかり持ち上げます。
麺をすすると、海老の香りが湯気とともに立ち上がり、鼻から抜けていく。
一口ごとに、海老の風味が濃くなっていくような錯覚すら覚えます。
噛みごたえはもちもちと弾力があり、
時間が経っても伸びにくい設計。最後まで旨味が麺にしっかり絡みます。
🍜 「麺がスープを運ぶ」というより、「麺が海老の余韻を奏でる」感覚。
④ チャーシュー・トッピングの妙——旨味の重奏
チャーシューは低温調理のロースタイプ。しっとりと柔らかく、噛むほどに肉の甘みが滲み出ます。
スープの中に少し沈めると、肉の脂と海老の香りが融合して、まるで“海老チャーシュー”のような新しい味わいに。
そして忘れてはならないのが揚げワンタン。
外はカリッ、中はジューシー。スープを吸うと、香ばしさととろみが同時に口の中で広がります。
味玉も完璧な半熟で、黄身の甘みとスープの塩味が絶妙なコントラストを生み出します。
⑤ スープの“余韻”と“中毒性”
食べ進めるうちに、スープの印象が変化していきます。
最初は濃厚な海老の甘み。中盤では醤油のキレと香ばしさ。
そして終盤には、ほんのりとした苦味と深いコクが立ち上がる。
最後の一口を飲み干した瞬間、
「あ、もう一杯食べたい」
という気持ちが自然に湧いてくる。
後味は驚くほどすっきり。海老の余韻だけが心地よく残り、
思わずスープの底までレンゲを滑らせてしまいました。
⑥ 総評:香り・旨味・余韻。三拍子そろった“完成系の海老ラーメン”
「海老ポタらぁめん(醤油)」は、
単に海老を強調したラーメンではなく、旨味の設計図が完璧に描かれた一杯。
- 濃厚なのに飽きがこない
- 香ばしいのに塩辛くない
- 洋風なのに、しっかりラーメン
この絶妙なバランスは、他店にはない唯一無二の個性。
🦐 “海老を煮詰めたスープ”ではなく、
“海老の香りをデザインしたスープ”。
食べ終えた後に感じるのは満足感ではなく、「もう一度香りを味わいたい」という衝動。
新橋の喧騒の中で、ひととき“海老の深海”に沈むような贅沢な時間でした。

SHRIMP NOODLE 海老ポタ|おすすめの人・シーン
① 【ランチタイム】仕事の合間に“非日常のひと口”
新橋のオフィス街のど真ん中にある海老ポタ。
昼はビジネスマンで賑わいながらも、カウンター中心の店内はひとりでも入りやすく、回転も早い。
ランチに訪れると、
スーツ姿の人々が“スマホも見ずにスープを味わっている”——そんな光景が印象的です。
それほどまでに、スープの香りと旨味が集中力を奪う。
「昼からこんな濃厚なの大丈夫かな?」
と思いきや、ポタージュ仕立てのスープは意外と軽く、後味はすっきり。
午後への活力をくれる“リセット系ランチ”としておすすめです。
🧭 こんな人にぴったり:
- 忙しい中でも“本物の味”を求める人
- コンビニ飯では満たされないビジネスパーソン
- 仕事の合間に、静かな贅沢を味わいたい人
② 【夜ごはん・ディナー】1日の締めに“海老のご褒美”
夜の新橋といえば飲みの街。
けれど、海老ポタは“しっかり食事をしたい夜”にも最適。
夜の店内は照明が少し落ち着き、ラーメン店というよりビストロのような雰囲気。
海老の香りに包まれながら、ゆっくりスープを味わう時間はまさに癒しそのもの。
特に女性の一人客も多く、仕事帰りに立ち寄る常連さんも多いとか。
軽く食べたい夜や、飲み会を断って“自分のご褒美夜ごはん”をしたい時にぴったりです。
🍤「今日、ちょっと疲れたな」
そんな日にこそ、海老ポタの香りが染みます。
🧭 おすすめの人:
- 仕事終わりに癒されたい女性・男性
- 一人ごはんを落ち着いて楽しみたい人
- “飲むより食べたい派”の新橋ユーザー
③ 【飲み会後のシメ】深夜の“罪悪感ゼロの贅沢”
海老ポタの真骨頂は、深夜営業(翌6:00まで)。
「ラーメン=こってり・重い」という常識を覆す“優しい濃厚さ”で、飲みの後にもスッと入ります。
スープは乳化していてまろやか、でも動物系脂が少ないので胃に負担が少ない。
飲み会帰りに友人と「最後に一杯行く?」という時、
豚骨でも醤油でもなく“海老”という選択が、ちょっと大人で粋です。
「シメなのに、翌朝もスッキリしてる。」
そんな声が多いのも納得。
🧭 おすすめシーン:
- 飲みの帰り、新橋駅前で軽く一杯締めたい時
- ラーメン好きの仲間と“変化球のシメ”を探している時
- 二軒目に迷ったら“海老ポタ”という選択を
④ 【デート・同僚とのごはん】“ラーメンなのにおしゃれ”というギャップ
「ラーメン=デートNG」という考えを覆すのが海老ポタ。
店内は明るすぎず、落ち着いたトーン。
木目調の内装に金属のアクセントが効いた、ちょっと上質な空間デザインです。
テーブル席もあるため、カップルや同僚との軽い食事にも最適。
海老の香りが漂う中での食事は、会話のトーンも自然と穏やかになります。
🍷 「ラーメンなのに、まるでバルみたい」
そんな印象を与えられる、意外性あるデート飯。
🧭 おすすめの人・シーン:
- カジュアルデートで“センスの良さ”を出したい人
- 同僚・上司と仕事終わりの軽い食事
- 食通なパートナーに“美味しい驚き”をプレゼントしたい時
⑤ 【女性一人・グルメ女子】香りと空間でリラックス
“海老ポタ”は女性人気が非常に高いラーメン店でもあります。
理由は明確で、
①スープがクリーミーで食べやすい
②店内が清潔で居心地がいい
③写真映えするビジュアル
特に女性の“ひとりごはんデビュー”にも最適。
店員さんの対応も丁寧で、ゆっくり食べられる空気があります。
“濃厚なのに優しい”というギャップが、女性ファンを増やしている理由です。
📸 スープの光沢、揚げワンタンの食感、丼の配色。
SNS映えするラーメンとしても圧倒的。
🧭 おすすめシーン:
- 仕事帰りに静かに過ごしたい夜
- 土曜の昼、カフェ代わりのラーメンランチ
- SNSで“ちょっと違うラーメン”を紹介したい時

⑥ 【観光・出張で東京に来た人】“東京の今”を味わうならここ
新橋はサラリーマンの街ですが、
実は“東京グルメの最前線”でもあります。
海老ポタは、そんな新橋の中でも新世代の“ネオ東京ラーメン”の象徴。
伝統的なラーメンに、洋食的な発想を融合させた革新系。
「東京で何か新しい味を体験したい」
「友達に話したくなる一杯を探してる」
そんな旅人や出張族には最適なスポットです。
🧭 おすすめの人:
- 東京観光で“話題のラーメン”を食べたい人
- 出張中の一人飯で失敗したくない人
- 海老好きの外国人観光客
誰の一日にも、ぴったりはまる一杯。
「海老ポタ」は、
- 昼は仕事の合間の“贅沢ランチ”
- 夜は“癒しのご褒美メシ”
- 深夜は“優しいシメ”
として三つの顔を持つ、稀有なラーメン店。
誰と行っても、いつ行っても、満足度が高い。
それでいて、一人で食べても心に残る。
🍜 “ラーメン”を超えた“体験型スープ”
——それが新橋・海老ポタの魅力です。
まとめ|香りに誘われて、明日 新橋で海老に出会う。
新橋の交差点を抜けた先、ふわっと鼻をくすぐる香ばしい香り。
その先にあるのが、SHRIMP NOODLE 海老ポタ。
スープをひと口すすれば、
まるでフレンチのビスクのように濃厚で、
だけどラーメンらしい力強さとキレがある。
香りが心をほどき、味が記憶を掴む——
そんな一杯に出会えるのは、きっとここだけ。
明日のランチに。仕事終わりの一杯に。
夜中ふと「美味しいもので癒されたい」と思ったときにも。
どんな時間にも寄り添ってくれる、
“海老の香りのオアシス”が、新橋にあります。
🍜 「ラーメンを食べたい日」ではなく、
「海老ポタを味わいたい日」が生まれる。
さあ、明日は新橋で。
香ばしい海老の香りに導かれて、心まで満たされる一杯を——。

店名:SHRIMP NOODLE 海老ポタ(シュリンプ ヌードル エビポタ)
住所:東京都港区新橋2-15-12 KLセントラルビル1F
アクセス:JR新橋駅 烏森口より徒歩3分
営業時間:11:00〜翌6:00(土曜)/11:00〜22:30(日祝)
定休日:なし
席数:34席(カウンター14席・テーブル20席)
公式サイト:海老ポタ
