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ひとりランチ

銀座で味わう黒豚しゃぶしゃぶの名店「銀座 羅豚 本店」

「銀座の豚肉料理専門店で提供される絶品ランチプレート」
ランチブロガー富

銀座の中心、洗練された街並みに溶け込むように佇む「銀座 羅豚(らぶ)本店」。 ここは、鹿児島黒豚を主役に据えた“黒豚しゃぶしゃぶ”の専門店です。

東京・銀座という一等地にありながら、どこか肩肘張らずに過ごせるその空間には、 「上質でありながらも、気取らない」空気が流れています。

しゃぶしゃぶという日本の伝統料理を、ただの鍋料理としてではなく、 “食材と出汁と時間の調和”として捉える羅豚の料理哲学。

黒豚の脂が、出汁に溶け込み、器の中で香りをまとっていく過程そのものが、 まさに味わうという行為の原点を思い出させてくれます。

この店では、料理を口に運ぶ動作ひとつひとつに「間(ま)」があり、 忙しい日々の中でつい忘れてしまいがちな“丁寧に食べる”という贅沢を取り戻せる。

仕事帰りに、静かなランチに、大切な人との食事に── 日常の延長にあるようでいて、どこか特別な時間が流れる「銀座 羅豚 本店」。

本記事では、その魅力を「料理」「空間」「体験」に分けて丁寧にご紹介していきます。

黒豚の旨味が主役──羅豚のしゃぶしゃぶとは

銀座 羅豚 本店のしゃぶしゃぶの魅力は、なんといっても「鹿児島産黒豚」の存在感にあります。

この黒豚は、きめ細かく締まった赤身と、まろやかな脂の層を持ち、脂の融点が低いため、口の中でバターのようにとろけるのが特徴です。

羅豚では、この上質な黒豚を限界まで薄くスライスし、しゃぶしゃぶする数秒の加熱で旨味のピークを引き出す“瞬間の美学”を大切にしています。

さらに特筆すべきは、その“つけだれ”や“出汁”の設計。羅豚のしゃぶしゃぶは、一般的なポン酢・ごまだれとは一線を画し、数種の出汁ベースと薬味で自由に組み合わせを楽しめるよう構成されています。

例えば、シンプルなかつお出汁でしゃぶしゃぶした黒豚に、柚子胡椒や刻み葱を加えることで、香りと深みが一層引き立ちます。にんにく醤油だれや、胡麻味噌だれも用意されており、一度の食事で複数の味覚体験が可能です。

また、黒豚の出汁が染み込んだあとのスープに、野菜や蕎麦を加えて楽しむ“締め”の美味しさも格別。肉と出汁が織りなす旨味の層は、シンプルながらも奥深い味わいを持ち、最後まで飽きさせません。

このように、羅豚のしゃぶしゃぶは単なる“肉料理”ではなく、素材・出汁・時間のバランスが融合した、まさに“和食の哲学”を感じさせる一皿なのです。

2. 料理構成とコースの魅力

羅豚では、多彩なコースが用意されており、 予算やシーンに応じて選べるのが特徴です。

コース例

  • 感謝祭コース(黒豚しゃぶ食べ放題)
  • 宴コース(7品)
  • 羅豚コース(8品)
  • 富士コース(和牛+黒豚)
  • ランチ限定の食べ放題コース

どのコースも、しゃぶしゃぶを中心に一品料理や〆のそば・雑炊まで構成され、満足感の高い内容になっています。

薬味や特製つけだれの種類も豊富で、味の変化を楽しめる工夫も。

3. 和空間の演出──多様なシーンに対応

銀座 羅豚 本店の空間は、「大人が安心してくつろげる」ことを大切にした設計です。

掘りごたつ式の個室、テーブル席、カウンター席と用途に応じた構成で、 接待や記念日、宴会はもちろん、カジュアルなデートや一人利用にもフィット。

落ち着いた照明と和のしつらえが、料理の味をより一層引き立ててくれます。

4. 羅豚が選ばれる理由──上質とコスパの両立

「上質な黒豚を、気軽に・コースで・お腹いっぱい楽しめる」

これが羅豚の最大の魅力です。

しゃぶしゃぶというジャンルでありながら、 銀座という土地柄を感じさせる上品な味と盛り付け、 そして比較的リーズナブルな価格帯が絶妙に調和。

大人数でも、一人でも、どんなシーンでも“ちょうどいい高級感”が得られる。 そんな“バランス感覚”こそ、羅豚が選ばれ続ける理由です。

5. ランチ実食レポート:黒豚角煮重御膳セット

今回いただいたのは、ランチメニューの中でも人気の「黒豚角煮重御膳ひと口蕎麦セット」(1,500円)

まず目を引くのが、見た目にも美しい角煮の艶感と香り。箸を入れるとすっと崩れるほど柔らかく、黒豚の脂の甘みが口の中にじんわりと広がります。

角煮は濃すぎず、絶妙な醤油とみりんのバランスで、白ごはんとの相性も抜群。ごはんにしみたタレがまた秀逸でした。

セットのひと口蕎麦は、しゃぶしゃぶ出汁を彷彿とさせる風味で、さっぱりとした締めの一品としてちょうど良い量と風味。

全体的に「贅沢なのに重くない」、そんな“和のランチ”の理想形を感じさせる御膳でした。

6. 結び|「静けさ」と「旨味」に包まれる銀座の名店

銀座 羅豚 本店は、派手さではなく“旨味”と“静けさ”で勝負する店。

一枚の黒豚を丁寧にしゃぶしゃぶし、出汁の香りに包まれながら静かに味わう── そこには「贅沢とは、静かに味わう時間である」という哲学が息づいています。

仕事終わりの一杯に、大切な人との食事に、あるいは銀座での贅沢なランチに。 羅豚のしゃぶしゃぶは、日常の中に“ひとときのご褒美”をくれる味わいです。

店舗情報(※事前確認をおすすめします)

店名:銀座 羅豚 本店

住所:東京都中央区銀座8-6-15 銀座グランドホテルB1

アクセス:銀座駅・新橋駅・有楽町駅から徒歩圏内

営業時間:ランチ・ディナー営業あり(ランチは14時までの限定コースも)

定休日:不定休

席数:複数個室あり(3〜24名対応)/カウンター・テーブル席

予算:昼1,000円〜2,500円、夜4,000円〜8,000円前後

支払方法:各種クレジットカード・電子マネー対応

予約:可(WEB・電話)

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昼ごはん探究者|東京ときどき旅
ランチ案内人|法人経営者 東京と旅先で「また行きたい」ランチを探しています。 趣味は料理・麻雀・愛犬との時間。味・空間・人の温かさを感じたお店を、経営目線も交えながら発信中。
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