【リヴァイ兵士長が語る】銀座 塒(ねぐら)──“和牛の聖域”で、三段変化のひつまぶしを食らえ。
■ 銀座で“本物の和牛ランチ”を探している者へ
銀座には数えきれないほどの飲食店がある。
だが、その中でも“コスパと満足度の両方で殴ってくる店”は多くない。
その例外が──
銀座 塒(ねぐら) だ。
路地裏にひっそり佇む和の空間。
昼には人が吸い込まれるように列を作る。
目的はただ一つ。
和牛ひつまぶし。
ここは、和牛を“静かに、丁寧に、最高の状態”で出す店だ。

■ 店のこだわり──和牛への扱いが異常に丁寧
塒の看板メニューである「和牛ひつまぶし重」は、
写真を見てもわかるように、重箱いっぱいに和牛が敷き詰められている。
だが、それだけではない。
この肉には、職人のこだわりが詰まっている。
薄切りなのに旨味を閉じ込めるレア火入れ
柔らかさだけで勝負していない。
噛むほどに肉の甘みが広がる“旨味の層”がある。
甘辛いタレが米と一体になる
銀座の米にタレが染み込み、和牛の脂と溶け合う。
これだけで“戦える”。
具材が意味を持つ
卵焼き、白髪ねぎ、わさび、温泉卵、出汁──
これらはただ添えられているだけじゃない。
味の変化を計算して配置されている。
つまり、
一口目から最後の一滴まで設計されたランチ と言える。

■ 人気の理由──三段階で味が進化する
塒の和牛ひつまぶしが圧倒的に愛される理由は、
“最後まで飽きない構造” にある。
① まずはそのまま
レア火入れの和牛に、わさびを少し。
肉の旨味が直撃する王道の食べ方。
② 温泉卵を絡める
一気に濃厚でまろやかな世界へ。
「贅沢なすき焼き」を思わせる深みが出る。
③ 最後は出汁でひつまぶし
ここで一気に表情が変わる。
出汁で和牛が優しく包まれ、
サラッと食べられるのに旨味が残る。
“肉→温玉→出汁” の流れは、
ひつまぶしの構成を知り尽くした店だけが作れる美しさだ。

■ 銀座でこの価格帯は“ありえない”
これだけの完成度を誇る和牛重が、
1,500〜2,000円台(訪問日や時間で変動)。
はっきり言う。
銀座ではほぼ反則級のコスパだ。
そのため、
ランチは行列になりやすい。
売切れも珍しくない。
■ どんな人に向いているのか
① “銀座デビュー”をしたい人
「銀座でランチしてみたいけど、高そう」「どこに入ればいいか分からない」
──そんな人間にちょうどいい。
- メニュー構成がシンプルで注文に迷わない
- 価格も銀座にしては手の届くレンジ
- 店内は落ち着いていて、いかにも“銀座っぽい”雰囲気
“初・銀座ランチ”の成功率を上げてくれる店だ。
② コスパ重視だけど、味にも妥協したくない人
量だけ多い店なら他にもある。
だが塒は、
- 肉の質
- 火入れ
- 味の組み立て(そのまま→温玉→出汁)
このあたりがしっかり計算されている。
「安いから行く」のではなく、
“この内容でこの価格なら行くべき”というタイプのコスパだ。
③ “映え”より“本気の美味さ”を求める人
SNS映え狙いの派手な店とは少し違う。
見た目はもちろん悪くないが、
- 派手な演出や奇抜さより、丁寧な仕事
- 静かな空間で、じっくり食べたい人向け
写真よりも、記憶に残るタイプのランチが好きな人に合う。
④ 一人でサクッと、でも良いものを食べたい人
カウンター中心で、一人客も多い。
店側も“一人で来て、静かに食べて帰る客”に慣れている。
- 一人焼肉はハードル高い
- でも一人で良い肉は食べたい
そんな人にはちょうどいい落としどころだ。
「自分へのご褒美ランチ」を静かに済ませたい人に向いている。
⑤ 銀座で“肉好きの友人”を連れていく店を探している人
味にうるさい友人・同僚を納得させたいなら、塒は候補に入る。
- 銀座という立地
- 和牛ひつまぶしという分かりやすい看板メニュー
- 三段変化で話題も作りやすい
「ここ知ってるの?さすがだね」と言わせたい人間には、ちょうどいい店だ。
要するに塒は、
“静かに、ちゃんと美味しい肉を食べたい大人”のための店だ。
ガヤガヤ騒ぎたい人間には向かないが、
味と空気を大事にするタイプなら、ほぼ確実にハマる。

■ 来店の戦略──知らずに行くと後悔する
リヴァイ兵士長の視点で、ここは忠告しておく。
- 11時台が狙い目(12時以降は混みやすい)
- 和牛ひつまぶしは売切れ注意
- 一人でも安心して入れる
- 銀座七丁目は場所がやや奥なので地図確認推奨
銀座ランチは戦だ。
無策で挑むな。

■ 店舗情報
■ 銀座 塒(ねぐら)
- 住所:東京都中央区銀座7-2-20 パシフィック銀座ビル1F
- アクセス:
JR新橋駅 徒歩5分
東京メトロ 銀座駅 C3出口 徒歩5〜6分 - 営業時間:
ランチ 11:00〜(売切れ次第)
ディナー 17:00〜22:00 - 電話:03-3572-3989
- 定休日:不定休
- 席数:カウンター中心の落ち着いた和空間
※営業時間・価格は訪問前に要確認。
■ 総括──銀座で肉を食べるなら、塒は一度体験すべき
和牛ひつまぶしの“滑らかな旨味”、
温泉卵の“濃厚な変化”、
出汁で締める“究極のフィナーレ”。
この三段階を銀座で楽しめる店は、そう多くない。
ただ肉を食べるんじゃない。
味わいの変化と、旨味の設計を感じるんだ。
銀座のランチは、ここで覚醒する。
初めての銀座ランチにも、リピーターにもおすすめできる一軒だ。

