次の DEMO をチェックする
ひとりランチ

【錦糸町ランチ】高はし|毎朝豊洲から仕入れる割烹小料理——行列必至の海鮮定食完全攻略

東京ランチ図鑑+旅ごはん

並んで食う魚は、旨い。

錦糸町駅から歩いて数分——蔵前通り手前の路地の角、黒い壁に古木の板張りの店構え。
開店前から30名の行列が伸びる。それが答えだ。

高はし。
錦糸町で30年魚屋を経営した店主が、その目利きをそのままに始めた割烹小料理。
毎朝、豊洲市場から直送で仕入れる。
冷凍はない。昨日の魚もない。今日の市場の、今日の魚だけが皿に乗る。

並べ。食え。それだけでいい。

錦糸町という下町の懐

墨田区錦糸町——東京の東、下町と都心の間に位置する街。
JR総武線・東京メトロ半蔵門線が交差するターミナルで、昼夜問わず人が流れる。

その喧騒から少し外れた路地に、高はしはある。
派手な看板もない。食べログの写真で「あそこか」とわかる程度の、静かな佇まいだ。

だが、開店前には行列ができている。
毎日、例外なく。

高はしとは何か

錦糸町で30年——魚屋として鮮魚を扱い続けた店主が、閉業後に開いた割烹小料理。
最初は横川に構え、2015年頃に現在の太平3丁目へ移転。
それ以来、錦糸町の「魚を食うなら高はし」という評判が定着している。

毎朝、豊洲市場から直送。
30年の目利きが選ぶのは、その日の最良の魚だ。
だからメニューは日替わりで変わる。
だから開店直後に売り切れるメニューがある。
だから、並んでも来る価値がある。

これを食らえ|核心メニュー

海鮮丼 ¥1,430

俺が頼んだのはこれだ。

まぐろの大トロ・ぶり・いくら・カニ・ほたて——
豊洲直送の海の幸が、黒い丼の上に咲き乱れる。
この皿を寿司屋で食べたら、桁がひとつ変わる。

臭みはゼロ。身は引き締まり、弾力がある。
いくらは粒が立ち、カニの爪はほぐれた瞬間に甘みが広がる。
ほたては薄く削いで、まぐろと重ねると更に旨い——

¥1,430で、これが食える。
錦糸町に来るたびに、同じことを思う。

銀むつ煮付け ¥1,650

脂の乗りが別格だ。

豊洲から届いた銀むつを、醤油と味醂で丁寧に炊く。
皮は光沢があり、身はふっくらと箸で崩れる。
大根が煮汁を吸い込み、小松菜が彩りを添える——
煮魚の教科書がここにある。

冬季に食べるならこれ一択だ。
ただし売り切れる。早く来い。

刺身盛り合わせ(上・特上)

まぐろ・ぶり・かつお・白身・貝類——
その日の豊洲で仕入れた魚が、全部乗る。
30年の目利きが「今日はこれだ」と決めた魚介を、一枚一枚丁寧に切り付ける。
これだけで酒が進む。夜に来るなら、これを頼め。

うな丼(並)¥1,100前後

名物のひとつ。
見事な大振りの鰻蒲焼きが、タレの照りとともに乗ってくる。
肉厚で柔らかく、脂が乗り切った一杯——この厚さと価格のバランスは異常だ。

メニュー一覧(確認分・税込・日替わり変動あり)

メニュー価格(目安)
海鮮丼¥1,430
銀むつ煮付け(定食)¥1,650
本鮪ねぎとろ丼¥1,300前後
うな丼(並)¥1,100前後
うな重¥1,500前後
刺身盛り合わせ(上)時価
銀だら煮付け定食¥1,350前後
塩さば定食¥1,000前後
縞ほっけ定食¥1,100前後
ぶりかま塩焼き¥1,200前後
アジフライ¥1,000未満
ご飯大盛り+¥110

※メニューは日替わり・仕入れにより変動。売り切れ次第終了。黒板を確認せよ。

利用シーン

ひとりランチ
カウンター席あり。黒板のメニューを眺めながら、豊洲直送の魚と黙って向き合う——それが正しい使い方だ。

ごほうびランチ
¥1,430で豊洲の海鮮丼。¥1,650で銀むつ煮付け——この水準の魚を、この価格で食える店を東京で探せ。それだけで来る価値がわかる。

ふたりでランチ
海鮮丼と銀むつ煮付けを頼んで、シェアしながら食べ比べろ。どちらが旨いかは、日によって変わる。

昼のみにも
夜は居酒屋としても使える。刺身盛り合わせと一杯——これが下町の正しい夜だ。

来店の心得

① 11時15分には並べ
開店(11:30)前から行列が伸びる。平日でも開店時に14〜30人。
11時15分到着が一巡目確保の目安だ。

② 黒板を先に読め
入店すると即、黒板メニューと値段が目に飛び込む——先払いシステムだ。
並んでいる間に「何を食うか」を決めてから入れ。

③ 銀むつは早い者勝ち
煮魚系は売り切れが早い。12時45分着で「蒲焼き丼か海鮮丼の二択しか残っていない」という証言がある。
銀むつを食いたいなら、開店ダッシュ一択だ。

④ 日曜は休みだ
定休日は日曜。月〜土のみ、ランチ11:30〜14:00で動け。

⑤ ご飯は大盛りにしろ
+¥110で大盛り対応。豊洲の魚に、白飯が合いすぎる——遠慮は禁物だ。

総括

30年魚屋をやり続けた男が、皿の上で語る。

言葉はいらない。
毎朝豊洲から直送した魚が、今日の海鮮丼になり、今日の銀むつ煮付けになる。
それだけのことが、これだけ旨い。

行列は証明だ。
錦糸町に来るなら、この路地へ曲がれ。
それだけだ。

店舗情報

項目内容
店名錦糸町 高はし(割烹小料理)
住所東京都墨田区太平3-2-1
電話03-6240-4959
ランチ営業11:30〜14:00(中休みあり)
ディナー営業18:00〜23:00(L.O.21:30)
定休日日曜・祝日
アクセスJR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」北口から徒歩約8分
席種テーブル席・カウンター席
予約可(ディナー推奨)
支払いカード可・電子マネー可・QRコード決済可
ABOUT ME
東京ランチ図鑑+旅ごはん
東京ランチ図鑑+旅ごはん
ランチ探究者|東京+旅ごはん
うまい店は、足で探す。 ライフコンサルタントとして個人向けの仕事をしながら、東京と旅先を食べ歩いている。 食べることは、人生の目的だと思っている。朝は胃がまだ起きていない。夜は体重が気になる。だからランチに、美味しいものを食べたいだけ食べる。それが最高のバランスだと信じている。 「また行きたい」と思えるお店だけを厳選して、このブログにまとめています。味・空間・接客・コスパ、全部正直に書きます。ひとりでも、ふたりでも、仲間とでも──シーン別に使えるお店を探しているなら、ぜひ参考にしてください。 愛犬はヨークシャテリアの女の子。散歩のついでに新しい店を見つけるのが、最近のルーティンです。
記事URLをコピーしました